税理士や公認会計士を目指す高校生の人へ

最近、多くの高校生と話す機会がありました。

税理士業をやっている職業柄か、『将来は税理士になりたい』という夢を見ている人に何人も出会いました。

10代のこんなに早い時期から自分の将来の夢を語れるなんて素晴らしいと思っています。そこには尊敬の念があります。

ただ、現実問題として、

税理士業って高校生のみんなが思っている程、夢に満ちた職業ではなくなってきている可能性があります。

マクロ的な最大の現象として、税理士の数は圧倒的に増えているにも関わらず日本の法人数は減少し続けているという事実があります。

これは、簡単な話で単純に税理士一人当たりの仕事量が減り続けていることを指します。

 

高校生と話しているときに気になったのは「自分が税理士に向いていると言われたから目指したい」「将来一国一城の主になりたいからその近道として税理士になりたい」等といった言葉を聞きました。

正直いって、親の地盤がある等といった特殊要因は別にして、

ゼロから税理士として新規開業するのは厳しい時代です。

税理士としての知識や能力は勿論兼ね備えている前提ではありますが、それ以上の特殊な何かがなければクライアントを獲得するというのは難しいかもしれません。

群を抜いた営業力でもいいし、誰にでも圧倒的に好かれる容姿でもいいし、トリリンガルでもいいし、既存事務所を買収できる資金力でもいいです。

要は純粋な税理士資格とは別の能力が必ず必要になります。他の税理士にはない「特殊なモノ」です。

独立する場合にはこれがなければ、厳しい競争には勝てないと思います。だからこそ、高校生のみんなに言いたいのは「税理士として独立したいのであれば」真っすぐ税理士試験の道を進むのもいいけれど、人と違う道を歩むことで特殊な何かを身につける意識をするのも大事だということです。

生まれ持って特殊能力を兼ね備えている人は少ないです。日本人と外国人のハーフであるとか、親が超金持ちとか、親の人脈がすごいとか、そういうのでなければ、特殊な力を身につける努力が必要です。今から意識してもいいと思います。

日本の教育は概して均質な子供を育てることにあるので、すこしそこからはみ出す勇気も必要です。

逆に純粋に税理士業務を勤めながらでいいから極めたい人は、大手の税理士法人への入社を考えるべきです。そこは完全なサラリーマン社会なので、上司に好かれ、いい大学に行ってて、さわやかに仕事をこなせるサラリーマン的能力が求められます。

かなりシビアな言い方になりますが、税理士資格を持ったからといって順風満帆な人生等ないということを伝えたいのです。

税理士という世界の中で競争があり(それも年々激しくなる競争です)、それに勝つだけの特殊な力、これを高校生のみんなには意識してほしいと思います。

 

 

 

 

 

名刺

 

 

 

 

 

 

 

 

姫路の税理士

 

 

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